漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
39歳 女性
妊娠4か月、風邪をひき、寒く頭も痛く、のどにきそうな感じだということで来店されました。
現代医学の風邪薬の中に含まれる成分で、妊娠中飲まないほうが安全だというものが多くあります。それを心配して漢方の風邪薬のほうが安心だということで来店されました。
漢方の風邪薬を飲んで翌日にはすぐ治りました。
毎月1回は風邪をひき、そのたびに来店され、症状に合った漢方の風邪薬を飲まれ、早く治りました。
出産間際には赤ちゃんにも良くて、体調を整える効果のある漢方薬を飲んでもらいました。
元気な赤ちゃんが生まれ、お礼状が届きました。
帝王切開でしたが回復も早く、体調も良いということです。
その後は風邪もひかなくなったようです。
妊娠中初期に、風邪薬や花粉症の薬に含まれる抗ヒスタミン剤を飲むと、胎児の耳、鼻などに奇形が出る、ということで「投与しないことが望ましい」とされています。
ただ最近では1週間以上飲まなければ心配はない、という意見も出ています。
ただ抗アレルギー剤に関しては調査が十分ではないので、絶対安全とはいえない、と言われています。
どちらにしても心配しながら飲むのは精神衛生上よくありません。
また飲まないで我慢して、咳がひどくなったりすれば胎児に影響があります。
その点漢方の風邪薬は生姜や棗など食べ物が多く含まれた処方で、2000年飲まれてきたもので、人体実験済みですので、問題は少ないのです。
もちろん体質、症状に合ったものをのむことが大事ですので、漢方に詳しい、医師、薬剤師に相談してお飲みください。
国際中医相談員 薬剤師 植松光子
TEL:049-245-6637
住所:埼玉県川越市砂新田2-8-7